保育理念
バオバブ保育の会の保育理念
保育園は子どもたちの生活の場であり、生活を通して育ちあっていく場です。子どもたちがこれからの未知で困難が多い社会の中で、幸せな人生を送っていけるには今何をと考えて、次のような保育目標を掲げました。
子どもたちが、「自分を大切に思える人」、
「柔らかに開かれた心をもち、様々な人と共に生きていける人」に育っていくことを願い、
保護者とともに子育てをすすめる。
いろいろな弱さはあっても基本的なところで自分を肯定できる、自分に希望を持てることは、人として生きていくうえで最も大事なことでしょう。それと同時に、様々にちがいを持つ人と共に生きていく心と力を持つこともだいじでしょう。どんな子どもも、子ども自身の中に育っていく力を持っています。子どもたちが育っていく姿から学び、ともに支え合う保育をしていきたいと思います。
私たちの心がける保育
一人一人が園生活を無理なく楽しく送れるように
家庭的な温かい雰囲気と、せかせかしない、ゆったりくつろげる生活のペースをいつも保つように。
子どもたちが、保育者に対して安心して心を開けるように。
戸外の陽の光を感じ、自然と友だちになれるように
自然の中で体をいっぱい動かして遊び、体を動かすことの楽しさを知っていくように。
土や水や虫、鳥、草花、樹木などと仲良くなれるように。
四季の移り変わりや自然の不思議さを感じ取れるように。
子どもたち一人一人が生活の主人公になれるように
子どもたちの好奇心、冒険心が満たされ、自分のやりたい遊びをたっぷりと遊ぶ充実感を味わえるように。
子どもたちが自分で考え、判断し、行動していけるように。
いろいろな人と共感できる心が育っていくように
友達とふれあう中で、自分の気持を表現すると同時にひとの表現にも耳を傾け、思いやりのある心が持てるように。
ハンデキャップを持った子も一緒に生活し、一緒に育っていけるように。
体験を通して生きる力が育っていけるように
言葉や映像だけの知識ではなく実体験を通して感じ取り、なぜだろうと自分で考えることを大切に。
野菜を育て、料理する。動物の世話をする。大工道具を使って作るなど、生活と結びついた体験をしていけるように。
楽しい雰囲気の中でイメージを広げていけるように
描画や造形で自分らしさをのびのびと表現できるように。
お話や劇など、想像の世界に自由に出入りできるように。
歌や絵本を通して人と人とが心響きあう喜びが得られるように。